<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 舟行 江州路上作>
<Format: 五言古詩>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 舟行（しうかう）　江州（かうしう）路上（ろじゃう）の作（さく）>
<BookPage: 247-248>
<UsedPage: 2>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
帆影日漸高，
閑眠猶未起。
起問鼓枻人，
已行三十里。
船頭有行竈，
炊稻烹紅鯉。
飽食起婆娑，
盥漱秋江水。
平生滄浪意，
一旦來遊此。
何況不失家，
舟中載妻子。
<End Poem>
<Translation>
舟にのっていて日かげがだいぶ高くなるまで、のんきに眠っていて起きなかった。
起きあがってカジとりにたずねると、もう朝から三十里来たという。 舟のへさきには旅行用のかまどがあり、米をたき赤いコイをたいている。
これをたらふく食べてから散歩をし、秋の大川の水で手を洗い口をすすぐ。
ふだんから世を避けて漫遊する気持ちがあったが、ここへ旅行する日ができたのだ。
そのうえ家中ちりぢりにならず、舟には妻子をつれて来ているのだからなあ。 
<End Translation>
<Formatted Translation>
舟にのっていて日かげがだいぶ高くなるまで、
のんきに眠っていて起きなかった。
起きあがってカジとりにたずねると、
もう朝から三十里来たという。
 舟のへさきには旅行用のかまどがあり、
米をたき赤いコイをたいている。
これをたらふく食べてから散歩をし、
秋の大川の水で手を洗い口をすすぐ。
ふだんから世を避けて漫遊する気持ちがあったが、
ここへ旅行する日ができたのだ。
そのうえ家中ちりぢりにならず、
舟には妻子をつれて来ているのだからなあ。 
<End Formatted Translation>